《何屋/概要》
ラーメン屋さん
「札幌で1番並ぶ」と呼び声高い。
《最寄駅》
札幌市電「東本願寺前」が1番近いのかな?
遅い時間だったのでタクシーで到着。
《外観・店内》
路面店で角地にあり、入り口からお店に沿って列がなされる。
店内はカウンターのみの13席。
壁側には待ち席がある。冬、ここまで入れば寒さは凌げるが、待ち席だけじゃ足りない行列。
若いスタッフさんで切り盛りしている。
《メニュー/注文方法》
注文は店内に入ったあたりで口頭で注文。
商品のラインナップは店名同様、戦国時代の地名で表される。
- 「越後」(辛味噌)
- 「信州」(コク味噌)
- 「土佐」(あっさり塩)
- 「播磨」(こってり塩)
- 「尾張」(あっさり醤油)
- 「水戸」(こってり醤油)
《注文商品》
圧倒的に「信州」(コク味噌)の注文が多い模様。
厨房には寸胴が3発。
豚骨を弱火で4日間炊いて出来るのだそう。
高火力でガンガン白濁させる九州のラーメン等とは真逆の、上品な洗練された豚骨の味わい。
白味噌ベースのまろやかなコク。どちらかというと優しい。店名から商品名から、もっとガツン、ドーン💥かと思っていたが、
武田信玄の「風林火山」に照らし合わせるなら
「其その疾はやきこと風の如ごとく」→石狩本店から札幌へ進出。その風評は風の如く全国へ。
「其の徐しずかなること林の如く」→洗練された店内のオペレーション。
「侵掠しんりゃくすること火の如く」→人々の心を動かす手間暇かけた豚骨スープ。
「動かざること山の如し」→ウチの札幌ラーメンはコレだという確固たる信念。
小林製麺。
ツルッと滑らかな舌触りの縮れ麺にスープが絡みます。
せっかくの札幌遠征。ここは贅沢しなきゃ♪
角煮は味の染みた、噛むとホロホロ崩れる柔らかさ。
肉と脂のバランスよく、ジューシーで、程よく柔らかく程よく硬さの残る絶品ちゃ〜しゅ〜。
味を付けて炊いた米とシンプルな具材で作る炒飯は、味が濃く食べ応えがある。
「深夜には売り切れている」という情報もあったが、この日はラーメンに並ぶと言われる人気の炒飯も頂くことが出来た。
米粒一つ一つがパラッパラ。旨みたっぷりでがっつく背徳感が堪らない。
《入店時状況》
平日深夜23:55分お店に到着。外に14人待ちで15人目に並ぶ。この後も後ろに続々と列が伸びる。
少しづつ進み店内へ。店内にある待ち席では店内では10人程が待ち。
客層はカップルだったり女性グループだったりド深夜で女性比率50%くらいも驚き。
この時間はもう地下鉄や市電もないだろうからみんなどうやって帰るのか…
近くのホテルに泊まってる観光の方の利用も多いのだろう。
比較的流しのタクシーが多い札幌。自分は食べ終わった後すぐにタクシーに乗り込んだ。
着丼0:50
並び始めて約1時間(55分)でようやくご対面。
《備考》
食べ終える頃には閉店していたので、お店にたどり着く限界は0時過ぎ迄が目安かな?
らーめん 信玄 南6条店 (ラーメン / 東本願寺前駅、資生館小学校前駅、山鼻9条駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.7